どんな職業でも辛いことがあると、モチベーションが下がってしまいます。就職した時は憧れの仕事でも、実際に働き出すと現実とのギャップに悩まされることは少なくありません。モチベーションが下がると、必然的に仕事の質や効率も悪くなり、職場全体に良い影響を与えません。看護系の仕事も夜勤や残業が多く、心身共にハードな仕事です。したがって、看護師の方は毎日のやる気を維持できるような目標を持つと、日々の業務にもメリハリが生まれ、士気の向上につながります。
目標を設定する時にポイントになるのが、あまりにも先のことや、ぼんやりとした大きなことではなく、より具体的な目標にすることです。具体的な目標であればあるほど、何を努力するべきかがわかりやすくなり、看護師としての成長にもつながります。その簡単な方法として、職場に憧れの看護師を見つけて目標にする方法はおすすめです。
憧れの先輩が見つかると、自分の将来像を想像しやすくなります。実際にどんなポストで、どんな仕事ができるようになりたいのかということをリアルに考えられるようになるので、日々の業務で注意する点や何を学ぶべきかを明確化できます。また、仕事上で壁にぶつかった時や、悩み事ができた時には、その先輩に相談することで、経験に基づいた的確なアドバイスを得ることも可能になります。同じ職場で刺激を受けながら働けば、業務もマンネリ化することなく、やる気を持続させながら働けるのではないでしょうか。